大山俊郎のプロフィール
「あのとき、顧問税理士がひとこと言ってくれたら…」
年商50億円!
次期社長の座を捨ててでもやり遂げねばならないこととは?
起業家と顧問税理士。
その両方の経験をあわせ持つ税理士への道のりはココから始まった。
大山 俊郎(おおやま としろう)のプロフィール
【出身地】兵庫県明石市
【住所】大阪府豊中市
【高校】私立滝川高校 卒業
【大学】同志社大学 商学部 卒業
【職歴】
2001年~ 父の経営する会社(工場)に勤務
2008年~ 公認会計士・税理士事務所勤務
2013年 税理士試験に合格
2014年6月 税理士会に登録
【起業】
2014年7月 大山俊郎事務所開設(大阪府豊中市)
2016年8月 事務所を移転(大阪市中央区)
現在の事務所は、大阪市営地下鉄谷町線「谷町四丁目駅」の近くにあります。
【音楽】玉置浩二【好きな曲】メロディ
【映画】七人の侍、海賊と呼ばれた男、永遠のゼロ
【読書】友よ、生くる、根源へ(執行草舟著)、私本太平記(吉川英治著)
【趣味】ゴルフ【ゴルフ場】六甲国際ゴルフ倶楽部
【座右の銘】士魂商才(武士の精神と、商人の才能を併せ持つことを心掛けよ)
【家系】母方の祖父が、昭和天皇陛下直属の「近衛兵(このえへい)」として従軍。
日本という国に少しでも貢献したいという想いと士魂商才という座右の銘は、祖父の影響が大きい。
「あのとき、顧問税理士がしっかりしていれば…」
税理士って、なんだ?
税理士は税務に詳しいだけで、あまり会社経営について詳しくない、というのが一般的です。
ですが、僕は特に『会社の経営者目線』で税務だけでなく会社経営全般についてアドバイスをさせていただいています。
「先生、うちは融資を受けた方がいいですか?」
「社長は今、積極的に売上の拡大を考えていますよね。新しく社員さんも入社することが決まったところですし、資金繰りに走り回っている社長を見ていると…
…創業3年目の今、融資を受けるべきタイミングだと思います。
2期分の決算書は増収増益ですし、一緒にしっかりした経営計画を立てていけば有利な条件で融資を受けられますよ。」
「わかりました。では金融機関を紹介していただけますか?」
なぜ、僕が経営コンサルタントとかではなく『税理士』にこだわり活動をしているのか?
厳密に言うと、「税理士」ではなく「顧問税理士」にこだわっています。なぜなら、長い目で見て会社を守れるのが顧問税理士だけだと僕は考えているからです。
なぜ、会社経営にトコトンこだわるようになったのか?それは僕の今まで歩んできた道と関係があります。
僕の人生を変えてしまった・・・「お寿司を食べて帰る顧問税理士」
僕の父は、ある鉄工所の社長でした。
僕は一時期、父の会社に二代目として入社し働いていた経験があります。
鉄工所とは、金属を加工する会社のことを言います。金属を加工するためには、機械と人が必要です。父の経営していた鉄工所は、年商(1年間の売上高)が50億円を超えていました。
年商50億円と言っても、イメージができませんよね?
父の鉄工所の場合は、機械が100台以上、社員さんが100人以上いました。このぐらいの規模になるととにかく管理が大変です。
中でも「お金」の管理が本当に大変でした。
このお金の管理を社長である父が一手に引き受けていたわけですが、ラッキーなことに僕はこのお金の管理を実地で学ばせてもらえました。
あるとき父が、
「俊郎。この決算書みてどう思う?」
あまりに無茶ぶりな質問です(笑)
「・・・どう思う?って・・・」
その時、僕は何も答えられませんでした。実際の経営、とくにお金の管理の場面では財務分析や比率分析、税務の細かい知識は役に立ちません。
簿記1級を取得し、公認会計士試験で得意科目だった簿記と財務諸表論…現場では全く役に立たなかったのです。
そして、いまでもこの質問がとてもありがたいと思っています。
なぜなら、決算書を見るだけでは、経営は分からないからです。経営が分かってはじめて決算書を見ることができるのですから。
父はそのことを教えてくれたのです。
そして、その時の父の会社の顧問税理士さんの存在が、僕の運命を変えてしまいました。 その顧問税理士さんは、税務調査のときだけ会社に来て、お寿司を食べて帰る、、、(笑)という人でした。
顧問税理士は「何とかうまいこと」してくれる?
「今日は税理士さん来てるんやね。会議室に直行したね。社長に挨拶には来ないん?」
「税務調査の時はいつもそうやで。会議室にこもって何してるか分からんけど、何とかうまいことしてくれよるねん。」
…何とかうまいこと???わからん。なんやそのアバウトな表現は。
その後、顧問税理士さんと父は税務調査の結果について話をしていたようです。
僕は二代目として父の会社に入社したにもかかわらず、会社内で親族が揉め始めても顧問税理士さんから「こうした方がいい」という提案は一切ありませんでした。
それどころか、僕は、父の会社を辞める直前まで一度もその顧問税理士さんとお話することがありませんでした。
たった一度だけ、父の会社を辞める直前ですが、父と顧問税理士と僕の3人で話す機会がありました。僕が親族争いのことで、「結局あなたはどっちの味方なんですか?」とあえて意地悪な質問をすると、顔を真っ赤にして、うつむいていただけでした…
さすがにこの質問は申し訳なかったなと今になっては思いますが。
結局、顧問税理士は「税」理士であって、税金のこと以外は知らんぷりなんだな・・・と、このとき始めて身をもって知ることになりました。
「顧問」税理士はもっと会社に寄り添ってアドバイスできる存在なんじゃないか?
本来、顧問税理士は、税理士であっても「顧問」税理士なのです。
何が言いたいかと言うと、ほとんどの中小企業にとって顧問税理士は、会社や社長にとってほとんど唯一の「専門家」なのです。
唯一の専門家であり、会社や社長と長いお付き合いをするからこそ、会社の歴史を踏まえてアドバイスができるのです。
例えば、社長が年老いて次の社長のことを考えないといけなくなれば、後継ぎのことを社長と一緒に考えるのが顧問税理士です。
会社が大きくなってきて、資金繰りが苦しくなって来たら融資の相談に乗り、銀行へ提出する書類の作成を助けたりするのも、会社の歴史を知っている顧問税理士だからこそできるのです。
実際、銀行の方とお話ししていると、
「先生、実際、株式会社○○さんの業績はどうですか?」
「この勘定科目の中身は、本当のところ何なんですか?」
と、社長では答えられないことまで聞かれたりします。
そんなとき、僕はもちろん「会社と社長にとって有利になるには、なんて答えようかな…」
と考えています(笑)
もちろん、銀行の方を騙すようなことはしませんし、会社と銀行両方にメリットになるように動いています。
本来、顧問税理士は社長にとっての「参謀」であり、社長がなんでも相談できる「唯一の」専門家なのですから。
「あのとき、顧問税理士がしっかりしていれば…」
先ほども書いた通り、僕は父の経営する鉄工所に跡継ぎとして入社しました。
そこではじめて「顧問税理士」という仕事に触れることになりました。その顧問税理士さんは、税金以外は興味がないのでは?というような税理士さんでした。会社経営に無関心なのです。
それだけが原因ではないですが、父の会社で親族内でのもめ事もあり、僕は父の会社を辞めることになりました。
本当は父の会社を辞めたくなかった
当時の僕は税理士に対して、「顧問税理士なのに相談どころか会話さえできないのか…」と思っていました。
でも、顧問税理士は同族争いの親戚にとっても顧問税理士であり、こちらの情報も握っているため弱い立場の僕には何もできませんでした。
そんな中で、税理士ではなく、同族会社のもめごとに強い公認会計士と弁護士を探しました。そして、その3人で会社を出るための計画を立てました。
そうすることでしか、僕が生きる道が無かったからです。
もう、ありとあらゆる少ない人脈をたどって探し回りました(このときの経験が、事務所の提携先を選ぶのに役立っています)。でも本当なら父の会社を継ぎたかったんです。
だって、自分が小さいころから継ぐと思っていて、入社が叶ったわけですから。
その時、顧問税理士が税金のことだけでなく、会社経営自体について少しでもアドバイスしてくれていたら、もっと違った結果になったんじゃないかって今でも思うのです。
そして僕はこのとき同時に、『こんな経験をした僕自身が、ちゃんと経営者の味方になれる税理士になるんだ!』と思い、税理士を目指すことにしました。
そう、僕はあんな顧問税理士にはならないと心に決めて。
税理士として独立
先ほどお話ししたように、「父の会社の顧問税理士の存在」「僕が父の会社を辞めざるを得なくなった出来事」が、僕の人生に大きな影響を与えました。
2代目社長として与えられてきた道をただ進んで来たのが一変し、自分で道を開く必要が出てきたのです。
そこで、本当に経営者の方のお役に立てる税理士になるべく猛勉強をしました。そして、税理士事務所勤務を経ておかげさまで税理士として独立することができたのです。
経営者の味方としての税理士になるべく活動開始!
会社設立時の不安な起業家の味方に!
独立してからは、起業家の方々とのご縁をいただき、その結果、起業家の経営サポートを数多く経験しました。
特に、会社設立に関する手続きや、コンサルティングのご相談を受けることが多いです。
起業家にとって会社設立は、まさに右も左もわからないことだらけです。
税務だけではなく、いろんなことを聞かれ、相談されます。そんな中で、起業家がほしいものがどんどんわかってきました。
そして、会社設立についてなら任せろ!と言えるくらい自信が持てるようになりました。
また同時に、僕が父の会社を辞めざるを得なくなった事にも繋がる『会社設立時に、のちのち身内で揉めない仕組みをいかにつくれるか』という事もお伝えしています。
業者を紹介・融資や資金繰りをサポート
会社経営者の方に信頼してもらうためには、税務だけでは足りません。会社経営全般に役立てるように活動の幅も広げました。
最初は苦労しましたが、徐々に提携先や人とのつながりに恵まれ、会社設立のお客様の持つ色んなニーズが分かるようになってきました。
その中でも、一番喜んでもらえるのが、会社設立直後に必要になる業者を紹介すること、融資や資金繰りのサポートです。
あるお客様の言葉です。
「先生、なんでうちが先生に依頼してるか分かる?」
「なんでですか?教えてください。」
「先生の人脈がすごいからや(笑)」
サポートをしている中で、お客様から他の税理士事務所の話を聞くことも多くなってきました。特に考えもなく税理士事務所を選んでしまった起業家が、大変な思いをしていることを知ったのです。
やはり、ここは経営者を経験した僕でしか、起業家を助けることはできない!と再認識した次第です。
「知らないだけ」で失敗する起業を1つでもなくす!
「税金の申告だけではない『会社を守る顧問税理士』として、社員や家族など、守りたい人がいる起業家を助けるため。」
このサイトを運営しようと思ったのは、僕の人生を変えてしまった「お寿司を食べて帰る顧問税理士」との出会いから、「こんな経験をした僕自身が、ちゃんと経営者の味方になれる税理士になるんだ!」という想いに至ったからこそです。
あなたには、僕と同じように、「あのとき、顧問税理士がしっかりしていれば…」という後悔はしてほしくありません。
だからこそ、このサイトで、経営者・顧問税理士の両面の経験を踏まえ、会社設立、会社経営、融資・資金繰りなど、会社の守り方や実際に得する情報を、あなたに伝えたいと思ったのです。「攻め」の経営に集中し、(創業期は難しいとしても)いずれは資金繰りに困らない経営によって、社員や家族を守れる起業家になってもらいたい。
その想いが、このサイトを始めようと思った理由です。
起業家目線の顧問税理士
僕には、「起業家」と「顧問税理士」両方の経験があります。
その経験を踏まえた上で「会社設立」「会社経営」「融資・資金繰り」を数多くサポートしてきました。また顧問税理士として、実務を10年間提供してきました。
自分のサービスを売り込むためだけに情報を伝える、起業家向けのサイトはたくさんあります。しかし、自分自身の実体験を踏まえてアドバイスをしている情報はネット上でもあまりありません。
・・・このサイトだけは、起業家さんに寄り添った「本当に」役に立つ情報を提供するサイトでなければならないと思っています。
経営者目線で経営をサポートできる税理士
最近、お客様からこう言ってもらえるようになりました。
「うちの会社のこと、そこまで考えてくれてありがとう!」
「ウチみたいな会社の状態を分かってくれるのは大山さんしかおらへんわ」
父のもとで経営者としての修行をしてきた僕の経験を生かして『経営者目線で経営をサポートする』これは誰にも負けない自信があります。
僕からあなたへ約束します。
僕は税理士資格を持っていますが、税理士の都合や税務のためだけに経営アドバイスをすることは決してしません。
例えば、
「会社を作って、経営したい!でも、何をどうしたらいいのかわからない」
ほんとうに親身になってくれる相談相手を探している経営初心者の方、税理士選びで悩んでいる経営者またはこれから経営者になる方に、より安心感を感じながら会社を設立し、そのあとの運営までできるようにサポートします。
会社設立時、事務所開設時のアドバイスはもちろん、会社設立後にトラブルがあった場合などは責任をもってサポートします。
大山俊郎の目指す世界
「いい業者さんを紹介してくれてありがとう」
「大山さんのおかげで経営に関して知らなかったことが分かるようになった」
と喜んでもらえる事が僕の使命でもあり、一番の喜びです。
お金のために仕事をするんじゃなく、社長に喜んでもらえるように仕事をする。これができると自然と仕事も増えることにお客様から気付かせていただいています。
僕の夢は、大山の理念を形にし、よりレベルの高いスタッフを育成することと、社会の役に立とうとする経営者に感謝される仕事を続けていくことです。また、会社の設立、会社設立前後の経営サポートといえば大山俊郎と言ってくれる人を少しでも増やしていけるように、これからもお客様一人ひとりと丁寧に向き合い、少しでもお役に立てれるよう努力してまいります。
父が亡くなる前、僕が実家に帰るたびに言ってくれた言葉が、「あせらんでええからな」という言葉です。自分自身の経営で、この言葉ほど辛いときに支えてくれた言葉はありませんでした。
今度は、僕自身があなたに「あせらなくていいんですよ」と言って、支える番です。